2024年度 第2回【公開講座】を開催しました
今年度第2回となる公開講座を11月10日(日)に開催いたしました。 当日は毛呂山町をはじめ、坂戸市や鶴ヶ島市など近隣の地域の方を中心に70名の方にご参加いただきました。
今回はメイン講座と特別講演から成る2部制の公開講座でした。
メイン講座では、本学リハビリテーション学科 理学療法学専攻の奥山文男 准教授が『知っておきたい福祉用具のこと~福祉用具についての正しい知識を身に付ける~』をテーマに講座を行いました。
福祉用具の選び方やその注意点について、実際に杖や歩行器、車いすなどを見せながら詳しく説明されていました。また、介護保険の対象となる福祉用具の紹介などもあり、実用的な内容の講座でした。講演終了後には実際に福祉用具に触れることができる時間も設け、参加者は杖を使って歩いてみたり、車いすに試乗したりしました。
特別講演では、パリパラリンピックに帯同トレーナーとして参加した本学卒業生の三木 孝太氏より『パリパラリンピック報告~パラリンピックにおける作業療法士の役割と責任とは~』をテーマにご講演いただきました。パラリンピックに参加した体験について写真を交えて講演をしていただき、特に日本では障害のある方に対して「心のバリアフリー」がまだ進んでいない状況であるとの話が印象的でした。
参加後のアンケートでは、
「実際に福祉用具を触れる良い機会となった。新しい制度も知られて良かった。」
「家族が杖を使用しているので、とても参考になった。」
「パラスポーツに対する考え方が変わった。」 など、たくさんのご感想をいただきました。
ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
日本医療科学大学では、これからも地域の皆様に有益な情報をお伝えできるように定期的に講座を開催予定です。次回の公開講座は、来年6月頃実施予定です。
皆様のご参加をお待ちしております。
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