保健医療学部

保健医療学部

保健医療学部について

少子・高齢社会といわれて久しい今日。本学では、こうした日本特有の社会環境に対応できる、高度な専門性を備えた医療スペシャリストの育成を目指して、診療放射線学・理学療法学・作業療法学・看護学・臨床工学・臨床検査学に関する専門教育と研究を行っています。日々進歩する医学の成果を充分に取り入れた研究を活発に行うことはもとより、演習やゼミを充実させることによって、研究能力を備えた「人間性豊かな医療人」を育みます。

 

学部長からのメッセージ

私たちは、社会の中で、何気なく日常生活を送っています。しかし、実は、人との絆、思いやりという人間関係によって支えられて生きています。医療職は、大切な生命を守り、人の尊厳を支える素晴らしい仕事です。また、医学は、総合的科学から構成されています。専門分野のみならず、患者さんの気持ちに寄り添うためには、コミュニケーション力を身につけることも必要です。そして、それぞれの医療従事者は、医療チームの一員としての役割を自覚し、知識・技術を身につけることによってその責務を遂行できるのだと思います。是非、医療人を志してきた初心を忘れず、医療資格を取り、社会に貢献しましょう。まずは、今日すべきことは何か考え、当たり前と思われることを着実に行うことが大切だと思います。Let’s do our best.

 

基礎教育科目カリキュラム (全学科共通) (全30科目)

[人文・社会・自然科学]

哲学/生命倫理学/心理学/教育学/文学/社会学/歴史学/国際関係論/比較文化論/法学/経済学/
コミュニケーション論/生物学/物理学/化学/数学/医療保健統計学/国際保健学/
日本国憲法(看護学科保健師課程履修者のみ)

[演習基礎]

文章表現演習/情報リテラシー/情報通信と保健医療(看護学科のみ)/基礎ゼミ/体育I/体育II(看護学科のみ)

[外国語]

英語Ⅰ(基礎英語)/英語Ⅱ(文献講読)/医療英語/実践英語/中国語

 

チーム医療教育

高度化した医療現場におけるチーム医療では、患者様に効果的で効率的な質の高い医療を提供するため、個々の主体性と協調性が求められます。これらに対応するために日本医療科学大学では、カリキュラムに各学科・専攻合同で行う「チーム医療演習」を導入し、様々な工夫を凝らした授業を展開しています。この授業の目的は、チーム医療を構成する一員としての自覚や基本姿勢を学ぶことであり、他職種への理解を深めるだけでなく、現場でのチーム連携や学生間の持続的な関係づくり、人間関係の調整能力を身につけることです。