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リハビリテーション学科
作業療法学専攻
Dept. of Rehabilitation / Occupational Therapy Course
作業療法士とは
Works

人の心と身体を深く理解し、その人らしい
社会生活を送れるよう支援する仕事

活躍できるステージは?

大学病院、国公立病院、総合病院、一般病院、精神・神経科病院、地域リハビリテーションセンター など

お仕事内容は?

日常生活動作の練習から、学校への復学や職場復帰のための練習まで、その人がより良い生活を送ることができるよう幅広い支援を行います。

どんなシーンで活躍できる?

身体や精神に障害のある方が、その人らしい社会生活を送れるよう、リハビリテーションを行う専門家として活躍します。

向いている人は?

患者さんの心に寄り添える洞察力と探究心を持つ人に適性があります。

1年次からの実習と

アクティブ・ラーニングで

問題解決力を高める

豊かな人間性と論理的な思考力を有し、確かな作業療法技術を身につけ、リハビリテーション分野で活躍できる作業療法士を育成します。特に、1年次から臨床現場で実習し職業意識を高め、医療人らしい態度を身につけるなど、世界基準を満たす臨床教育に力を入れています。学内でも豊富な実習機器で演習を重ね、臨床現場で活かせるようなレベルに到達できるよう指導します。社会的ニーズの高い地域作業療法の学修では、実際に地域に出向き、自ら考え計画し情報の集約と考察を行うアクティブ・ラーニングを通し、問題解決能力を高めています。

取得可能資格

作業療法士(国家試験受験資格)

福祉住環境コーディネーター(2級、3級)/ こころ検定

国家試験合格率(2024年度)

85.7

就職先一覧

3つの特色

一人ひとりの特性に
合わせた学生指導

学生の特性に合わせ、能動的に学修できるようICTを活用し、様々なサポートをしています。学生と教員が話しやすい関係を築きながら、勉強や実習の悩み、就職など多岐にわたる相談・指導を行っています。

成長できる
学びの環境

授業・実習を通して学生が自己評価する機会を持ち、自分自身に合った学修方法を確立していきます。先輩が後輩に教えたり、一緒に学びを共有する機会も多くあります。また、臨床実践に即した機器を数多く導入しています。

多様な臨床実践に
つながる学内教育

教員だけでなく、第一線で働いている作業療法士や卒業生が、学生教育のために協力し、臨床の現場を様々な形で伝え、学生が自ら学ぶ機会を提供しています。実習時間も世界の作業療法教育基準にあたる1,000時間を確保し、実践に役立つ力を身につけることができます。

カリキュラム紹介
履修の流れ
作業療法学専攻の年次別臨床実習
年次 前期 後期 目的/方法 時間
(単位)
1年次   見学実習I 目的:①障害者と向き合う方法と支援するスタッフの活動を通して、障害者とチーム医療リハビリテーションの意義を学修する。
②各施設の役割、作業療法及び作業療法士の役割と機能、諸施設や機器の使用目的等を理解する。
③1年次より実施することで、今後の学修意欲の向上と将来像構築の一助とする。

方法:医療機関、リハビリテーションセンター、長期療養型介護施設、介護老人保健施設・特別養護老人ホーム、福祉施設などにグループ編成し見学実習する。
45時間(1単位)
2年次   見学実習II 目的:①精神障害者と向き合う方法と支援するスタッフの活動を通して、精神障害リハビリテーションについて学修する。
②各施設の役割、作業療法および作業療法士の役割と機能、精神科作業療法の流れや精神科デイケアの利用目的を理解する。
③総合臨床実習前に実施することで、精神障害領域の臨床実習に向けた知識と技術を確認する。

方法:埼玉県や近県の精神科病院や精神科施設において見学実習する。
45時間(1単位)
3年次   評価実習 目的:臨床実習指導者の指導監督のもと、個々の症例が有する問題解決のため、情報の収集、評価の計画と実践、問題点の分析と目標の設定など、基本的な作業療法の過程を修得する。

方法:埼玉県内をはじめ関東甲信越を中心とした実習施設で実施する。 臨床実習指導者の指導監督のもと、作業療法評価を重点的に実習する。
180時間(4単位)
総合臨床実習I 目的:臨床実習指導者の指導監督のもと、個々の症例に即した疾患と障害の把握、評価の実施と問題点の分析、目標の設定、治療の計画と実施、変化に対する適切な治療内容の変更、経過および治療結果に対する考察など患者様を通してしか学べない実践能力を養う。
作業療法士として必要なものの見方、判断力と行動力、基本的な治療技術と問題解決能力を修得する。

方法:埼玉県内をはじめ関東甲信越を中心とした実習施設で実施する。
臨床実習指導者の指導監督のもと、作業療法評価を行い、問題点の抽出、目標設定、治療計画立案と基本的な治療方法を実習する。
360時間(8単位)
4年次 総合臨床学実習II 目的:臨床実習指導者の指導監督のもと、個々の症例に即した疾患と障害の把握、評価の実施と問題点の分析、目標の設定、治療の計画と実施、変化に対する適切な治療内容の変更、経過および治療結果に対する考察など患者様を通してしか学べない実践能力を養う。
作業療法士として必要なものの見方、判断力と行動力、基本的な治療技術と問題解決能力を修得する。

方法:埼玉県内をはじめ関東甲信越を中心とした実習施設で実施する。
臨床実習指導者の指導監督のもと、作業療法評価から治療までの総合的に作業療法を実践する。
360時間(8単位)
見学実習Ⅲ 目的:訪問リハビリテーションや通所リハビリテーションを実施している医療提供施設の見学を通じ、作業療法士の役割と具体的な業務、関わる職種との連携について学ぶ。

方法:埼玉県や近県の実習施設において見学実習する。
45時間(1単位)
基礎作業学演習
革細工や和紙細工、陶芸、絵画、編み物などを行います。これらの作業を分析し、治療にどう活かすかを学修します。
高齢期障害作業療法学演習
日本の高齢化社会の諸問題を深く理解し、作業療法士としての知識と技術を活かして、高齢者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上に貢献できる具体的な活動について考える授業です。
発達障害作業療法学
発達過程の作業療法の概要を理解し、対象児の発達促進を支援するための基礎を学びます。さらに、発達的視点から対象児を把握するための作業療法評価の視点を身につけます。
「サンドアート」体験型学習
サンドアートの体験型授業を通して、作業療法の現場で活用できる技術や可能性について学んでいます。(写真は、本学非常勤講師Kohei先生による授業風景)
生活環境支援作業療法学
障害のある方や高齢者支援のための福祉用具について、その定義、種類、適応技術の知識、技能を修得し、適切な福祉用具の選択と利用を支援できる能力を養います。
生活支援機器作業療法学
福祉用具を適切に活用することで、障害のある方や高齢者のその人らしい生活を支援する技術を身につけます。
設備機器紹介
浴室シミュレーション装置
実際の浴室の環境を想定し、手すりの高さなどを調整することができる装置です。
和式日常生活活動実習室
日本の家屋には和室があり、多くの人が生活のなかで使用します。和室の環境特性に応じた日常生活動作につて学びます。
各種車椅子
車椅子を使用する人各々の身体寸法や使用用途に合わせて調整できる車椅子が多数あります。
昇降キッチン
使用する方の身体や使用方法に合わせて高さを調整することができるキッチンです。
天井走行式リフト
ベッドと車椅子などの乗り移りの際に使用します。介助者の身体的な負担を軽減します。
トイレシミュレーション装置
実際のトイレの環境を想定し、便座や手すりの高さを調整することができる装置です。
在学生インタビュー

怪我や病気に苦しむ患者様を
前向きな気持ちにできる
作業療法士になりたい

リハビリテーション学科 作業療法学専攻 3年
埼玉県立坂戸高等学校 出身

I.K.

怪我や病気に苦しむ患者様を
前向きな気持ちにできる
作業療法士になりたい

リハビリテーション学科 作業療法学専攻 3年
埼玉県立坂戸高等学校 出身

I.K.

Q1
日本医療科学大学に入学した理由と
きっかけを教えてください。
医療系の職業になりたいと考えており、いろいろと調べていく中で作業療法士という医療職があることを知りました。患者様の退院後の生活までサポートできること、幅広い年代の人を支援できることに魅力を感じ、作業療法士を目指せる大学を探していた中で、オープンキャンパスでの教員や学生スタッフの対応が素晴らしかったことが入学の決め手となりました。
Q2
作業療法学専攻の魅力を教えてください。
同じ目標に向かって努力できる仲間がいることが一番の魅力だと思います。自分には無い考え方や視点を持っているので、いろいろな考えに触れることができ、自分の視野や思考を広げることができます。
Q3
最も印象に残っている授業(実習)と
その内容を教えてください。
1年次に履修したチーム医療演習です。他学科・専攻との学生とグループを組んで、職業紹介や意見交換をすることで、自分自身の知識を高めることができました。また早い段階で多職種について学べるので、医療現場の具体的なイメージができました。
Q4
授業(実習)の中で苦労したこと、
そこから学んだことがあれば
教えてください。
高校の時と比較しても覚えることが多く、授業の進行も速いので慣れるまでに苦労しました。理解が足りていないと感じた部分は後からまとめ直したり、先生や友人に聞いて理解するまで復習します。計画通りに学修が進まないことも多いですが、できていない部分だけでなく、できるようになった部分にも目を向けることでモチベーションを保っています。
Q5
将来の目標を教えてください。
また、目標のために
現在頑張っていることは何ですか?
怪我や病気に苦しむ患者様を前向きな気持ちにできる作業療法士になりたいです。患者様のペースで少しずつでも前進することができるよう寄り添い、リハビリを「辛いもの」ではなく「新たな自分を見つける過程」として捉えていただけるようサポートしたいです。そのために、学生の内から自分の行動や言動に責任を持ち、実際のリハビリ現場をイメージして実習や授業に取り組んでいます。
専攻長挨拶

豊かな教養と専門知識、
そして人間力を養い、
地域社会から信頼される
作業療法士を育成します。

リハビリテーション学科 作業療法学専攻長

西田 典史 教授

作業療法士にとって最も大切なのは、クライアントとの信頼関係を築くことです。クライアントやご家族と丁寧に対話し、その想いを理解することで、最善の支援につなげます。また、関連職種と連携し、チームとして問題を解決していく際にも信頼が不可欠です。本専攻では、豊かな教養と専門知識を基盤に、人との関わりを大切にする姿勢を養います。大学での学修を通して、知識や技術だけでなく、思いやりや共感をもって寄り添う力を培います。信頼を築く力こそが、作業療法士に求められる資質です。講義、実習、レポート、試験、そして個性豊かな教員との時間を通じて、地域社会から信頼される作業療法士を育成します。