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診療放射線学科
Dept. of Radiological Technology
診療放射線技師とは
Works

X線やCT、MRIなどの機器を操作し、
医療用画像の撮影や放射線を管理する仕事

活躍できるステージは?

大学病院、国公立病院、総合病院、一般病院、健診機関、医療機器メーカー、教育・研究機関 など

お仕事内容は?

【検査】放射線を使用した画像検査(レントゲン、CT検査など)やMRI検査などを行います。
【治療】高エネルギーの放射線を使用して、がんなどを治療します。

どんなシーンで活躍できる?

画像診断や救急医療の現場、がん治療など放射線に関するスペシャリストとして活躍できます。

向いている人は?

知的好奇心が強く、地道な努力ができる人が向いています。

日々進歩する医療技術に

対応できる、確かな力を

身につける

本学科では放射線に関する基礎から高度な知識・技術に至るまでを自然な流れで修得していけるように配慮した講義・実習が行われています。1年次から行われている基礎教育科目においては、医療人として必要な協調性・学修意欲・問題解決能力を養い、障害者や高齢者の心理と福祉を学ぶ科目も開講しています。また、病院さながらの実習室にて検査を模擬した学内実習、3年次で行う実際の病院での臨床実習を通して、高度な医療技術に触れつつ、医療人としての奉仕の心と接遇やコミュニケーション能力を養います。

取得可能資格

診療放射線技師(国家試験受験資格)


放射線取扱主任者/エックス線作業主任者免許*
ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許*
*診療放射線技師免許取得後、申請により取得可能

国家試験合格率(2024年度)

96.7

就職先一覧

3つの特色

未来を拓く
放射線技術の最前線

最先端の医療機器に触れ、高度な技術を修得。チーム医療教育を通して、コミュニケーション能力と協調性を育み、現場で即戦力として活躍できる技師を育成する環境が整っています。

現場で活きる
実践力を育む

1年次からの段階的な実習に加え、最新鋭の機器を用いた高度な実習で実践力を徹底強化。教員と学生の距離が近く、きめ細かい指導と手厚いサポート体制で、確かな技術と豊かな人間性を備えた診療放射線技師を育成します。

目覚ましい
卒業生の活躍

城西医療技術専門学校以来、2,600名以上の卒業生を輩出してきた実績があります。本学を卒業した診療放射線技師が全国の病院・教育機関などで活躍しています。

カリキュラム紹介
履修の流れ
診療放射線学科の年次別臨床実習

実習の目的
① 診療放射線技師として必要な技術の修得を重視して、診療画像技術、核医学検査技術に関する諸種の検査法と放射線治療に関する照射技術などを修得、習熟し、あらゆる機器に精通する技術を身につけるととともに、実際に医療の現場において活用できる能力を養う。
② 臨床実習では、医療現場における適切な行動、実際に小児や老人、成人の患者様及びそのご家族と接することにより対応、対話、接遇のなどのマナーを修得する。また、医療現場のスタッフ等の病院スタッフ(医師・看護師・その他のチーム医療従事者)との連携、受付の事務職員との関係や医療現場での医療技術職のあり方を認識する。

年次 前期 後期 方法 時間
(単位)
2年次 学内実習 基礎画像検査技術学実習
6グループに編成し臨床実習に必要な診療画像技術学の基礎について学内実習を行う。
45時間(1単位)
3年次
  臨床実習 画像検査技術学実習
核医学検査技術学実習
放射線治療技術学実習

埼玉県内をはじめ関東甲信越を中心とした実習施設で実施。臨床実習指導者の監督指導の下に、診療エックス線からエコー、MR、眼底までの画像検査技術学、核医学検査技術学、核医学における治療技術学及び放射線治療技術学までの診療放射線科学を総合的に実践する。
360時間(8単位)
90時間(2単位)
90時間(2単位)
画像検査技術学(IVR)
IVRは画像診断装置によって体内を観察しながら、カテーテルなどを用いて診断や治療を行う技術です。講義では検査の流れや画像解剖などを学びます。
各磁気共鳴画像検査技術学
MRIは磁石と電波を使って体内を撮影する画像検査で、任意の方向から身体の断面像を得ることができます。撮像原理や画像解剖などを学修します。
画像機器工学実験
可放射線診断に使用される各種X線装置および機器・器具の性能や特性を理解し、取り扱いについて学びます。
核医学検査技術学(PET/CT)
講義を通して、核医学において精度の高い診断情報が得られるPET/CTについて、検査の流れや原理を学修します。
放射線治療技術学(IGRT)
IGRTは画像情報から位置合わせを行うことで、高精度な放射線治療を行います。講義では原理や理論を学修し、理解を深めます。
基礎画像検査技術学実習(CT)
X線を利用して体内の状態を断面像として描写するCT検査において、画像データを収集する方法を学びます。
基礎画像検査技術学実習(一般撮影)
人体ファントムを用いてポジショニングなど撮影方法を理解し、臨床現場における撮影技術のさらなる向上につなげます。
医療画像情報実験
ディジタル画像の理解と画像処理に関する知識を深めるための様々な実験を行います。
設備機器紹介
MDCT(X線CT装置)
CT検査では、患者様に撮影台に寝てもらうだけで短時間で検査が終了します。ドーナツ型をした装置の周囲からX線を照射して人体のX線吸収の程度を断面や3D画像としてみることが出来ます。
DR装置(エックス線テレビ装置)
エックス線を使って、まるでテレビを見ているような感覚で体内の映像が映し出されます。みなさんがご存じのバリウムを飲んでする胃の検査も、このテレビ装置で行います。胃の壁にバリウムがまんべんなく付着するように、患者様に体を動かしてもらいながら、時々息を止めて撮影します。
エコー撮影装置
波長の短い音波を人体に当てて反射してくる音波の強さを画像にします。被曝がない為、自身の体で練習も出来ますが、練習用ファントムにより実際に検査を行う感覚で様々な臓器を画像にして見ることが出来ます。
X線一般撮影装置(FPD装置)
身体のあらゆる部位をX線を用いて平面画像として撮影する装置です。病院以外で人体にX線を照射することは出来ないため、学内実習では人体の各部を模したもの(ファントム)で撮影練習を行います。
エックス線管とエックス線の制御
エックス線の照射方向や距離、さらに照射面積を制御する装置です。
マンモグラフィ装置
(乳房撮影専用装置)
低いエネルギーのX線を用いて乳房を撮影し、腫瘍や石灰化などの有無が分かります。本学の装置は2Dマンモグラフィだけでなく、3Dマンモグラフィと呼ばれるトモシンセシスを撮影することも可能です。
エックス線管
クーリッジ管と呼ばれている真空管です。真ん中に見える渦巻き状のフィラメントから電子を放出させ傘のような形状のターゲットに衝撃させてエックス線を放射させます。
MRI装置(核磁気共鳴装置)
MRIは、磁石と電波を使って体内を撮影する装置です。X線CT同様、体の断面像を得ることができます。また、検査用の薬剤を用いずに血管像を得ることもできます。
在学生インタビュー

診療放射線技師として人の役に立ち、
頼られる人間になる

診療放射線学科 4年
宮城県 仙台白百合高等学校 出身

O.R.

診療放射線技師として人の役に立ち、頼られる人間になる

診療放射線学科 4年
宮城県 仙台白百合高等学校 出身

O.R.

Q1
日本医療科学大学に入学した理由ときっかけを教えてください。
診療放射線技師の国家試験合格率が高いことや、入試内容が自分に適していると感じたからです。
Q2
診療放射線学科の魅力を教えてください。
臨床現場と同様の機器が揃っているところや、国家試験に対する準備を大学全体でサポートしてくれるところです。
Q3
最も印象に残っている授業(実習)とその内容を教えてください。
1年次に行った解剖学です。医療系の基礎である学びで、覚えることがとても多く、大変だったので一番印象に残っています。
Q4
授業(実習)の中で苦労したこと、
そこから学んだことがあれば教えてください。
実習のレポートです。実際に行ったことを言語化するのにとても苦労しました。
Q5
将来の目標を教えてください。
また、目標のために現在頑張っていることは何ですか?
診療放射線技師として人の役に立ち、頼られる人間になりたいです。
そのために、日々の学修を頑張ることはもちろん、ボランティア活動などにも積極的に取り組んで、人間力を高めていきたいと思っております。
学科長挨拶

国際感覚豊かで人間性に優れ、
臨床や研究の場において重要な役割を
担える人材を育成します

診療放射線学科長

桑山 潤 教授

近年、病気の診断や治療を行う放射線技術の進歩には目を見張るものがあり、それと同時に診療放射線技師の役割も益々重要になってきています。これからの診療放射線技師は、今まで以上に人間性を求められ、目まぐるしい技術革新や国際化の波に乗り遅れないようにしなくてはいけません。そのため、学生時代に人間性を磨き、確かな基礎力と国際感覚を培うことが不可欠となり、本学科での4年間はそれを可能とします。本学科は,単に診療放射線技師を養成するということだけではなく、技術面はもとより国際感覚豊かで人間性に優れ、将来にわたって臨床や研究の場において重要な役割を担える人材を学生とともに目指しています。