リハビリテーション学科 作業療法学専攻の臨床実習指導者会議・情報交換会を行いました
作業療法学専攻では、2024年11月28日(木)に(於、ラ・ボア・ラクテ:川越市)3年生(総合臨床実習Ⅰ)・ 4年生(総合臨床実習Ⅱ)の臨床実習指導者会議・情報交換会を開催しました。作業療法学専攻の3年生では2025年1月から9週間の実習があり、4年生では2025年5月から9週間の実習を予定しています。
大学からは各実習施設の臨床実習指導者に実習の概要と内容などを説明し、臨床実習指導者からは学生に実習病院・施設の概要や実習の内容についてご説明いただきました。学生たちも当初は緊張した面持ちでしたが、臨床実習指導者から直接ご指導いただけたことで、少しの安心と実習に備えてさらに準備を進めていく意識が高まったようでした。
また、今回は一般社団法人日本作業療法士協会前会長の中村春基先生(現:千里リハビリテーション病院副院長)を講師にお招きし、「臨床教育を取り巻く環境とその実践の大切さ」をテーマにご講演いただきました。講演内では作業療法士を取り巻く環境や実態について、今後変化する状況などをご自身の体験を交えながらわかりやすくお話しいただきました。講演の最後には「実習生を指導する現場の作業療法士の皆さんも教育者である。ただ指導するのではなく、教育者として学生を指導していただきたい。」と強さと優しさを込めたメッセージをいただきました。
作業療法士として成長し、臨床実習指導者として今回の会議に出席した本学卒業生もいました。後輩たちに、よい経験を指導いただけるものと思います。
お忙しい中にもかかわらずご参加いただきました臨床実習指導者の皆様には、心より感謝申し上げます。なお、今回はご都合で出席が叶わなかった臨床実習指導者の皆様には、当日の資料を送付させていただきますとともに、オンラインなどで学生に事前のご指導をいただけるようにしておりますので、お気軽にご連絡ください。
この実習が学生にとってより大きな学びとなり、作業療法士へのさらなる1歩となることを期待しています。
総合臨床実習Ⅰ・Ⅱで指導を受ける学生自己紹介と臨床実習指導者との面接