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臨床検査学科
Dept. of Clinical Laboratory Science
臨床検査技師とは
Works

検査のスペシャリストとして、
臨床検査を通して
病気の早期発見と治療に貢献する仕事

活躍できるステージは?

大学病院、国公立病院、総合病院、一般病院、臨床検査センター、体外受精支援機関、公的機関 など

お仕事内容は?

採取した血液、尿、便などから身体の状態をチェックする検体検査や、機器を用いて身体の機能を直接的に調べる生理学的検査などを行います。

どんなシーンで活躍できる?

健康診断、病気の診断、治療効果の判定や新薬開発などの場で、臨床検査の専門家として活躍します。

向いている人は?

優れた観察力や集中力、コミュニケーション能力のある人が向いています。

検査画像の解析と

検査機器の保守管理を

得意とする

臨床検査技師を育成

診断や治療を行う上で必要な検査データを、迅速かつ正確に分析するのが臨床検査技師の役割です。それだけではなく、本学では診療放射線学科と連携し画像診断装置の相互利用を行うことで検査画像の解析ができる臨床検査技師を育成するカリキュラムを設けています。さらには、医療機器の保守管理を専門とする臨床工学科とも連携し、常に新しい原理に基づいた医療検査機器の保守管理ができる臨床検査技師を育成します。複数学科を有する医療系総合大学の強みを活かし、臨床検査技師以外の職種に対する知識を深めるとともに、チーム医療についても学んでいきます。

取得可能資格

臨床検査技師(国家試験受験資格)


遺伝子分析科学認定士(初級)/心電図検定
毒物劇物取扱責任者(国家資格)

特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
**

*試験に合格することで取得可能

**所定の講習を受講後、認定試験に合格することで取得可能

国家試験合格率(2024年度)

96.4

就職先一覧

※6月公開予定

3つの特色

全国でも数少ない
文部科学大臣指定校

文部科学大臣指定校は法律で定められた臨床検査技師養成所であり、大学としては全国に12校しかありません。5年以上の実務経験を有する教員の配置、十分な検査機器の設置など実践的な学びに取り組むことができる環境が整っています。

教育実績が豊富な
専任教員

本学科は開設してまだ5年目と歴史が浅いですが、教育を担当する専任教員陣は他の養成校での教育実績が豊富であり、専門科目の講義や実習、臨地実習の支援、そして国家試験対策など学生が必要とする幅広い教育を提供することができます。

学生と教員の距離が近く
意思疎通が図りやすい

本学科の教員と学生の距離は近く、勉強で分からないことがあれば学生は教員の研究室を訪ねてすぐ質問することができます。また担任制度によって大学生活のサポートも行っており、教員は学生にとって身近で信頼できる存在となっています。

カリキュラム紹介
履修の流れ
臨床検査学科の臨床実習
年次 前期 後期 目的/方法 時間
(単位)
3年次 学内臨床実習 臨地実習の前に事前準備と技能修得到達度評価を行い合格後に臨地実習を行う。 45時間(1単位)
臨地実習 埼玉県内、東京都内をはじめ関東甲信越を中心とした病院検査部で実施。
①病理検査学(細胞診を含む)、②血液検査学、③一般検査学、④生化学検査学、⑤免疫検査学(輸血学を含む)、⑥生理検査学(画像検査を含む)、⑦微生物検査学 の分野について、臨床の場で疾患と直結した知識や技能を高めることを目的とする。
495時間(11単位)
血液検査学実習
血球検査と凝固検査に関する知識と技術を身につけます。血液塗抹標本を作製して血液細胞を見分けることができるよう学修します。
病理検査学実習Ⅰ
病理検査は病気の最終診断となる検査です。本実習で組織検体の処理法や顕微鏡標本の作製法を身につけます。
生化免疫検査学実習
血液(血清)の成分を生化学的・免疫学的に分析・検査を行い、測定法の原理やその臨床的意義について学びます。
遺伝子・染色体検査学実習
微量検体を正しく扱う技術を身につけ、特に核酸(DNAやRNA)を増やすPCR法を実施し、遺伝子検査の技術について理解を深めます。
生理検査学実習Ⅰ
生理検査学実習Ⅱ

心電図検査、脳波検査、筋電図検査、呼吸機能検査、超音波検査などの生体検査について実習します。検査技師役と患者役の両者を体験することで、検査技術の修得だけでなく患者接遇も身につけます。

輸血・移植検査学実習
患者さんへ輸血する血液の選択を担う重要な検査です。病院と同じ機械や方法で実習を重ね、高い専門知識と判定技術を養います。
微生物検査学実習
臨床的な微生物検査に必要な知識、また正確かつ安全な検査技術を身につけます。
設備機器紹介
双眼光学顕微鏡
人の目では見えないほど小さいサイズのものを見えるようにする装置です。臓器の構造や微生物、血液中の細胞などを観察します。
分光光度計
血清・尿中に、ある物質がどれだけ入っているかを測るために用いられる機械です。色の濃さを測定し、定量的な分析を行います。
PCR装置
特定の遺伝子配列のみを選択的に増幅させる装置です。ごく微量なサンプルを短時間で増やすことができる機械です。
心電計
心電図を測定する機械です。不整脈の診断などに用いられます。
筋電図・誘発電位検査装置
筋肉や神経に異常がないかを見る機械です。筋肉や神経の動きで生じる電気的活動を記録し、評価します。
安全キャビネット
感染性のある微生物や検査材料・試料を取り扱う際に使用します。作業空間は陰圧となっているため、実験者を感染から守り、また環境汚染を防ぐことができる装置です。
在学生インタビュー

臨床検査技師として、
様々な検査に携わっていきたいです

臨床検査学科 3年
埼玉県立川越西高等学校 出身

T.A.

臨床検査技師として、
様々な検査に携わっていきたいです

臨床工学科 3年
埼玉県立川越西高等学校 出身

T.A.

Q1
日本医療科学大学に入学した理由と
きっかけを教えてください。
まだ卒業生のいない臨床検査学科以外の国家試験合格率が高く、きっと臨床検査学科も大丈夫だろうと思い入学を決めました。
Q2
臨床検査学科の魅力を教えてください。
基礎的なことから応用、実習に向けたことまで細かく4年間を通してゆっくり勉強することができます。個性豊かな先生方からたくさんのお話を聞くこともでき、先生たちと仲が良くいろいろなことを相談できるのも魅力の一つです。
Q3
最も印象に残っている授業(実習)と
その内容を教えてください。
解剖学と一般検査学です。解剖学は人体の構造を細かいところまで楽しく学べます。臓器や筋肉の他にも神経や血管などの普段はあまり聞かない身体の名称を学ぶことができます。自分の身体のことなのに、知らないことだらけでびっくりしました。
一般検査学は、尿検査などの誰もが一度はやったことのある「臨床検査技師といえば」のことを学べます。いろいろな検査の原理や方法を楽しく学ぶことができます。
Q4
先生や先輩、職員の方など在学中に
自分を成長させてくれた方がいらっしゃれば、
その方との関りについて、
エピソードを交えて教えてください。
いろいろな先生とコミュニケーションを取ることができる環境のため、多くの知識を得ることができております。先生方が臨床現場で経験したお話はとても興味深いものでいつも聞き入ってしまいます。
Q5
将来の目標を教えてください。
また、目標のために
現在頑張っていることは何ですか?
将来は臨床検査技師として、様々な検査に携わっていきたいです。先生方からいろいろなお話を聞きながら、ゆっくりと自分の将来像を固めていきたいと思っています。
学科長挨拶

深い知識と高い技術力をもとに他職種と
連携が取れる臨床検査技師を育成します

臨床検査学科長

伊藤 昭三 教授

近年、今まで診断不可能といわれていた疾患も検査技術の向上により、診断・治療ができるようになってきています。さらに医療現場では、様々な専門職が連携する「チーム医療」が主流となり、臨床検査技師もそのチームの一員として診療に参加しています。本学科では、精鋭の教員・充実した設備と実習により、臨床検査をはじめ様々な病気の原因と治療のメカニズムに関する知識や、AI搭載の最新機器を使いこなす技術力、他の医療職とのコミュニケーション能力を持った臨床検査技師を育成します。入学して良かったと実感してもらえるよう全教職員で支援します。